※※ネタバレを含みます※※
観ました…!まずは月並みな感想ですが、すごくよかった…!
涙と鼻水でマスクがぐちゃぐちゃになってしまった。
私も例に漏れず青春時代にスラムダンクという作品に出会った人間です。
人生のあらゆる場面で笑い、励まされ、助けられました。
内容については言わずもがなですが、
学生時代は単純に「流川かっけ〜!」なんて手放しではしゃいでいた私も、
新入社員時代は花道に❝努力❞の大切さを、
中堅社員時代はミッチーに❝時間❞と❝好きなことを諦めない❞大切さを教わりました。
今後管理職等に就くとしたら、リーダーとしてゴリに共感する日がくるのかな…なんて。
数々のバスケの名試合はもちろん、いつ、誰が読んでも共感できる人間ドラマが魅力だと思っています。
個人的には、試合の戦略という点では海南戦、
選手のバックグラウンドという点では豊玉戦が好きです。
私はマンガやアニメ以上のこと(インタビューとか制作秘話)はあまり知らなくて、
井上先生作品(リアル・バガボンド)を読む程度です。
だからもともとマンガでメンバーの私生活の部分はあまり描かれてなかったにしろ、
今回リョータを中心人物として深掘りされていたのは「そうきたか!」って感じでした。
1番想像がつかなかったから。
確かに映画観た後にマンガを読み返したら山王戦でリョータが2色のリストバンドを付けててホワー!ってなりました。だから全く新しい設定なわけではなくて、ちゃんとあのマンガの裏に存在していたストーリーなんだなって納得できた。
冒頭で私の人生の中のスラムダンクを書いた通り、
「天才桜木の視点で描かれる誰もが読んだスラムダンク」は読者それぞれの人生の一部になってしまったけれど、今回の映画はその部分を傷つけることなく、また、塗り直すわけでもなく、誰にとっても新しいスラムダンクだったなという印象です。
今回の映画はマンガと明らかにセリフ数(主にギャグ部分)が少ないんですが、
そこは何万回(盛ってます)と読んだ脳みそが自然に補完してた。笑
映画から観た若い世代の子らは「なんてスタイリッシュな作品なんだ!」と思ってたらどうしよう。ジェネレーションギャップのいいネタになりそう。
最後に個人的に好きなシーン。
・リョータとヤスが一緒に下校してた(地味にめっちゃ好き)
・やさぐれ時代のミッチーが安西夫婦のジョギングを目撃していた(これは泣く)
・(おそらく)中学MVP時代のミッチーがリョータの1on1相手をしたことがあった
スタメンとベンチメンバーが仲良くしてるとこ見たかったんです。
客席に海南メンバーもいたの確認できました。
予選ではライバルだった学校がインハイで味方っぽくなるのがとても少年漫画でアツい。
Dolby-ATOMOSで観たんですが音楽も良かったです。
もう2回は観に行きたい。あとグッズ全部ほしい。
https://store.toei-anim.co.jp/shop/pages/thefirstslamdunk.aspx