※※ややネタバレを含みます※※
時間のある時や、何か観たいという気分だけで映画館に行くことが結構あります。
「ザ・メニュー」も同様で、あまり前情報なく観ました。
コース料理みたいに1品1品進むごとに恐怖が増していくのが面白い。
表向き高級レストラン然と進んでいくので、「あれなんかおかしいぞ」と観ている側が察していく工程も楽しい。

まずシェフ役がレイフ・ファインズなのが狂気度のデフォルト値が高すぎ。
正体がわかっていくうちに、見覚えのあるヴォ..卿が脳裏をちらつき始める。
ハリポタ育ちの人ならテンション上がるポイントだと思います。
(アニヤ・テイラー=ジョイも撮影時興奮したそう。)
あと彼氏(ニコラス・ホルト)のサイコパス感もよかった。
なんなら個人的にはシェフよりも怖かった。
観ている途中で「あ。こいつ味方じゃないな?」って察する。絶望。
シェフは、こじらせているけど(一方的な)私怨で行動を起こしているのがわかって、なんとなく事情は理解できたけれど、彼氏は「オタ最終形態」みたいなホラー感があって怖かった。(オタクブーメラン)
本当はシェフの過去についてもう少し深く知りたかったけど、ストーリーよりも、
コース料理の時間軸で進んでいくから時間を戻したり(回想)はしないんだなと理解しました。
猟奇的なところが「ミッドサマー」とか好きな人には刺さりそうです。
とびきりの恐怖を感じながら味わってください。
ちなみに前回のRRRは観終わった後カレーを食べに行きましたが
今回はチーズバーガー一択でしたね。
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